こんにちは、しののめです。
色々音楽を楽しんでいるのですが、世の中にはまだまだ知らないアーティストやアルバムがたくさん。
自分のフォローしているジャンルはもちろん、外れたところの楽曲はは触れることが少ないです。
それなら音楽好きな友人におすすめアルバムを上げてもらったらハズレ無しでいい曲を聴くことができるんじゃないかと思いTwitterにて募集。
その結果色々と投げられましたので、そのアルバムの簡単なレビューになります。
ABR/Constellations
— Moya (@M0ya88) April 9, 2025
BMTH/There Is A Hell,Believe Me I’ve Seen It.There Is A Heaven,Let’s Keep A Secret
BBS/SHINE LIKE A BILLION SUNS
CROSSFAITH/Zion Ep
DEAD END/ZERO
FAR EAST DIZAIN/Tonick Dizain
AGOF/鼓動
IKD-SJ/菊山箇醸其之一
Jaco Pastorius/Jaco Pastorius
Lantanaquamara/灯台へ
August Burns Red / Constellations
今までなんで聴かなかったんだろうってくらい良かった。
1曲目のThirty and Sevenからスピード感のあるギターの刻みとそれをリードしていくツーバスで圧倒され、メロディアスなリフのパートがあるMariana’s Trenchで気持ちよくなれる。
アルバムを通してメタルコアらしい疾走感からのブレイクダウンの重さあり、クリーンはなくデスボイスで終始通してるのも珍しくていいよなあと感じた。
他のアルバムも聴いてみようと思った1枚。
Bring Me The Horizon / There Is A Hell,Believe Me I’ve Seen It.There Is A Heaven,Let’s Keep A Secret
名前は聞いたことあるけどなんだかんだ聴いてこなかったバンドその1。
スピード感のあるThe Fox and the Wolfから、重めのBlacklistまで幅広く楽しめた。
メロディもキャッチーで確かにフェスだと盛り上がるだろうなと思った。
Bring Me The Horizon / There Is A Hell,Believe Me I’ve Seen It.There Is A Heaven,Let’s Keep A Secret
BOOM BOOM SATELLITES / SHINE LIKE A BILLION SUNS
名前は聞いたことあるけど聴いてこなかったバンドその2。
正確にはEasy Actionだけ聞いたことがあるんだけど、何きっかけだったんだろう。
ロック色が強いのかなって思ってたけれど、デジタル、エレクトロニカ色が強くて意外だった。
シンセの音がかなり厚いが、その後ろにはしっかりとギターが鳴っていて見事に融合している。
A HUNDRED SUNSゆったり盛り上がっていく感じが心地よくて好き。
Crossfaith / XENO
名前は聞いたことあるけど聴いてこなかったバンドその3。
バチバチのバスドラにザクザクのギター、ビカビカのシンセが絡み合う感じが良い。
もっとハードコア寄りなのかなと思ったら、意外とシンセ重視のエレクトロニカ色が強くて、そこにメタルコアの要素が乗っかっている感じ。
DEAD END / ZERO
全編通して歪みが弱いどころかクリーンで演奏されてる曲もあってかなり意外。
V系の先駆けだからか思ったよりハードロック、メタル寄りの重めの曲はなく、疾走感の強いロックが多いと感じた。
この時代特有のドラム全体に深めのリバーブがかかっているのがいい。
曲調や音作りにJanne Da Arcっぽさ感じるなって思ったらyasuが影響受けてるって公言してるらしくて納得。
A Ghost of Flare / 鼓動
開幕からギターとドラムの太さ、その上に乗ってくるボーカルの攻撃的なデスボイスに圧倒される。
ザクザクとしたギターの刻みとバスドラのユニゾンが気持よく、ブラストで突っ走るような曲もあればミドルテンポでどっしりしている曲もあって、良いメタルコア聴いてるなってなる。
Silence and Then…の透明感のあるOvertureから疾走感のある鼓動へと繋がる流れは素晴らしいの一言。
IKD-SJ / 菊山箇醸其之一
普段あまり聴くことのないジャンルだったが、どことなくSystem of a Downのような香りを感じた。 独特なダークな世界観で、特に黒酸塊の唄はグロウルとウィスパーを織り交ぜた緩急がすごい。
Lantanaquamara / 灯台へ
ポエトリー・リーディングやデスボイスで語るフレーズが多く、激しめのサウンドにこうやって乗せてくるのも良いなと思った。
疾走感のある曲が多く、ところどころプログレチックな重めのフレーズが差し込まれていて耳が飽きない。
シンセもしっかりと彩っていて楽曲を1段階上に引き上げているような感じもした。
Metallica / Seattle ‘89
Metallicaの89年シアトルライブ
— おせ (@TakeC_Ose) April 9, 2025
メタル・ジャスティスのリマスターデラックスBOXの中に収録されてるライブトラック。
全体を通して重めなアルバムの次に流れるライブ盤はもうハチャメチャ。
ラーズのドラムが走るわテンポ乱れるわだけじゃなく、ギター陣もイントロリフからハイスピードかつごちゃごちゃ。
普通のバンドだったら曲が崩壊してもおかしくないんだけど、それに全部のパートがついていって曲として完成してるのがエグい。
フォー・フーム・ザ・ベル・トールズなんて1.5倍速くらいでやってるんじゃねえかってくらいのスピード感。
おせさんのおっしゃるとおりキレッキレで、これがメタリカのライブかと圧倒されました。
いろんなアルバムを聴いてみて
自分のフォローしている方は似たようなジャンル好きが多いとはいえ、その中でもまた違った経路の楽曲を聴くことができて楽しかったです。
最近はサブスクで気軽に音楽を聴けるようになっていい時代だなと思うとともに、曲単位で聴くことが多くアルバムを通して聴くということがスタンダードじゃなくなってきたように感じます。
あなたの知らない刺さる曲はアルバムの人気曲じゃないかもしれない。 そんな宝探しのような気持ちで、今回はアルバムを通してすべての曲を楽しみました。
アーティスト側としても意図を持ってアルバムを制作し、曲順までもこだわりを持っているケースがあります。
その思いを受け止められるよう腰を据えてアルバムを聴くのもいいんじゃないかなと思います。
それでは。