以前Twitterを見ていたら地球深部探査船「ちきゅう」の一般公開があるという情報をキャッチ.
見たら珍しく抽選ではなく先着順とのことだったので応募して見学してきました.
なかなか見ることが出来ない探査船の中はすごかったです.
横浜の赤レンガ倉庫横の新港地区第7街区にて受付,そこからバスに10分ほど揺られてちきゅうが接岸している本牧ふ頭へ.
でけえええええええええええええ
注) パノラマ撮影したらブレました
でかいんだろうなと予想はしていましたがここまででかいとは思いませんでした.
写真だとわかりにくいかもしれませんが上にも横にもでかいです.
もらったパンフレットによると全長210m,全幅38m,船底からの高さ130mとのこと.
先日見学した護衛艦てるづき,むらさめが全長151mなので60mも長いですね.
いずもは全長248mなのでそれに迫る大きさですね.
タラップを登って乗船.
艦内に入って驚いたのが掲示物の殆どが英語表記なんですね.
部屋の表記も英語表記.
海洋研究開発機構の所有なので日本人の船員の方だけだと思っていましたが米国などと合同で掘削を行っているようでその影響なんでしょうね.
実際船員の方も外国の方が結構いらっしゃいました.
こちら医務室(英語表記はHospitalでした).
専門のナースの方がいるようで掘削で洋上にいる時に何かあっても大丈夫ですね.
外に出て階段を登って上層部へ.
ちきゅうの船首の方をパシャリ.
意外とすっきりしてますね.
この上にヘリポートがあって乗組員の方が交代できるようになっているそうです.
ココらへんからすでに結構な高さなので周りが開けてすごい景色だったのですが港の機密の関係でちきゅう以外は撮影禁止とのこと.
ガントリークレーンやコンテナ船がめっちゃ男心をくすぐりました.
更にあがって操舵室へ.
ちきゅうの運行を司る頭脳ですね.
護衛艦の操舵室と比べると非常にゆったりしていました.
意外と小さかった舵.
なんか車のハンドルみたいですね.
電子海図やレーダーの画面は非常にキレイでした.
新しいものが入っているせいでしょうか?
やっぱりあった艦内神社.
ちきゅうは金毘羅さんを祀っているようですね.
艦内神社の下においてあった横浜港の海図.
色々書き込まれていました.
やはり人の手が大事なんですね.
操舵室を出て更に登ったらレーダーが.
おそらく天気関係のレーダーですかね?
そしてお待ちかねの掘削やぐら.
高さは30mくらいあるらしいです.
よくこんなの船の上に立ててバランス保ててますよね.
掘削ドリルの先端.
とてもごつい.
ここからラボ区画に.
掘削した試料をここで詳細に分析するため色々な機器がそろっていました.
試料分析のためのCTスキャン装置.
医療用と同じものらしいです.
お高いんでしょうね.
よくわからないですがすごい専門的なものがいっぱいありました.
船内で試料の調査終わらせられるんでしょうね.
こちら世界初搭載の磁気シールドを搭載した部屋だそうで試料の地磁気を正確に測定できるそうです.
船の一角とは思えないほど充実した研究施設でした.
ラボから出て階段を降りて進むとこんなパイプの壁が.
掘削するときにドリルを通すライザー管というものらしくこのライザー管を用いたライザー掘削技術も初めての搭載だそうですよ.
こんな色々な最新技術もりもりのちきゅうだけあって最終的にはマントルからの試料採取を目標にしてるらしいです.
近いうちに実現するかもしれませんね.
こちら下船したときにいただいたちきゅうのピンバッジと物販で購入した来年のちきゅうカレンダー(300円).
先日見た護衛艦とはまた違った感じで楽しかったです.
内部のメカメカしさは工場好きの方なら絶対好きなのではないでしょうか.
また何かあったら見に行きたいですねー.
その後横浜ふらふらして帰宅.
横浜おしゃれでいいですね.
今度引越しするときは候補に入れてみようかしら.
でもちょっと家賃高そう...
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