安野希世乃 Acoustic Live 2021 ~恋するWater Colors~ 東京公演の感想

ちゃお☆
しののめ(@Shinogasa)です.

タイトルの通り安野希世乃さんのアコースティックライブ 東京公演を見てきました.

昨年はコロナの影響でライブツアーもバースデーイベントもなく配信イベントのみ.
ですが今年は十分な感染対策をした上でのライブを開催とのことで喜んで行ってきました.

大阪と東京の2会場での開催でしたががやはりコロナのことを考えて東京公演のみの参加.
久しぶりのライブを思いっきり楽しんできました.

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1年ちょっとぶりの生ライブ

コロナの影響で昨年は一切生ライブがなかったので,安野さんのライブは1年ちょっと前の○。ツアー以来.
開催が発表されたときは待ってました!と非常に喜んだ記憶.

今回の会場は三軒茶屋駅そばの昭和女子大構内にある人見記念講堂.
昔三軒茶屋に住んでいたこともあり,久しぶりに降り立って懐かしさを感じながら会場へ向かうとたくさんの参加者.
ああこれだよこれ,と1年以上ぶりのライブの空気感を噛み締めつつホール内へ.

ホールはいかにもなコンサートホールで大阪のオリックス劇場,いやそれ以上に音響が期待できそうな雰囲気.
会場内ではBGMが流れていたがホールによる残響もしっかりと感じられ,アコースティックライブへの期待は高まる一方.
開演直前の安野さんによる注意事項もこころなしかいつもより心地よく感じられた.

ステージ上にはグランドピアノ,ドラムセット,パーカッション,それにエレキギター,アコースティックギターとアコースティックライブにしては結構楽器隊がしっかりしているなと思った.
ベースが見当たらずなんか珍しい編成だなという印象を持ちながら開演までワクワクしていた.

昼の部

明かりが落ち盛大な拍手の中バンドメンバーの方々が入場.
1年ぶりの生ライブに観客の待ってましたという気持ちが詰まっている拍手だった.

席について明かりが上がるとベースの代わりにチェロの方が.
意外な編成に驚きつつもコレは面白いライブになりそうだと更に期待が高まった.

ピアノによるオーバーチュアが奏でられる中,安野さんがステージに.
そこにちゃんと安野さんがいるということに感激しながらライブはスタート.

衣装は青いプリーツスカートのドレス.
動き回るたびにスカートの裾がふわりと舞って非常に可愛らしさと優雅さが出ていてアコースティックの雰囲気にマッチしていた.

ちいさなひとつぶ,夏色花火とアコースティック映えする曲が続けて披露.
いつもの通りはじめは喉があたたまっていないからかハイトーンは少し苦しそうに見えるものの,楽しそうに歌う安野さんを見てコレが見たかったんだと少しうるっとしてしまった.

アコースティックアレンジで奏でられる楽曲はホールの素晴らしい音響も相まって非常に心地の良い空間を作り出していた.
生きるは途中3拍子にアレンジされていたり,ロケットビートではアコースティックながらもパワフルな雰囲気に仕上がっていたりとCDの音源とはまた違った表情をみせ,安野さんの柔らかな声質もそこに加わわるとさながらふわふわした心地だった.

特に中盤のDestino~恋は1秒の永遠~からの嘆きの空の流れは鳥肌が立った.
もともとアコースティックなDestinoだがサンバホイッスルやガットギターでよりラテンの雰囲気が強くなり,安野さんの歌声も力強く艶っぽく感じられた.
続く嘆きの空は,序盤優しさと柔らかさを感じる歌声だったがサビに向かうに連れ感情が入り,サビ終わりのハイトーンは非常に伸びビブラートも美しくまさに素晴らしいの一言.

そして堂島孝平曲メドレーでアコースティックなのになんだかとてもロックして劇場版ARIAのED Echoesを披露し,最後の曲は恋する私カラー.
これまでだと逢いたくてがラストナンバーだったことが多かったのでなんだか新鮮な気持ちに.
シングルのカップリング曲にハズレが無いのはとてもいいと思う.

アンコールはなしで昼の部が終了.
公演時間は1時間半と数字上は短く見えるもののそれを感じさせない濃密なライブだった.

夜の部

夜の部ではまさかの最前列,しかもほぼセンター席という神席を引き当てることができた.
なんという幸運だろうか.
前すぎて音のバランスがイマイチになるかと少し心配していたが気になるほどではなく、むしろマイクを通さない楽器の生音、安野さんの歌声もしっかりと聴こえてきて極上の環境だった.

照明が落ちステージへ出てきた安野さんは昼公演とは衣装を変え,白のドレスに身を包んでいた.
大きなリボンにスカートがふわりと舞って非常にとてもかわいらしかった.

昼の部は中程の席だったので安野さんだけではなくバンドメンバーにも目を向けることが多かったが,夜の部では最前なだけあって安野さんとの距離も近く指先の動きまでしっかりと見て取ることができた.
しっとりした曲は感情を込め,ロックな楽曲では縦横無尽にステージを動き回って曲によっていろいろな表情を見せる安野さん.
どんな表情も素敵に感じたがやはり笑顔で楽しそうに歌う姿がとても印象的だった.

基本的には昼の部とセットリストはあまり変わらずだったものの,最終公演ということもあってバンドの演奏も安野さんの歌声も非常に気持ちが入っていたように感じた.
特にギターソロで我慢できず立ってしまった石成正人さん最高.

最後まで楽しく幸せな雰囲気に包まれて夜の部も終わり,ライブツアーがすべて終了.

恋するWater Colors

1年ぶりの生ライブ.
音を浴びるのがこれほどまでに気持ちいいものかと再実感した一日でした.

思いっきり頭振ったり声を出したりはまだできない状況ではありますが,それでもこうやって対策しつつ開催してくれる関係者の方々には感謝しかありません.
また元通りにライブに参加する事ができる日が一日でも早く来ることを切に願っています.

それでは,ちゃお☆

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